晩酌相撲ブログ

塾の広告にこんな写真なんか採用するん??? 選んでもらう工夫しよ

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

先日届いたフリーペーパーに

 

「塾の夏期講習特集」があった。

 

限られた紙面スペースに

自塾のメッセージや写真を載せる。

 

より多くの子どもたちに知ってもらい

ともに志望校合格に走っていきたい。

成功体験をもって次の人生のステージに進んでもらいたい。

 

塾の広告には

その塾その塾の本音が垣間見えるものだ。

 

 

今回自宅に投函されたフリーペーパーの

塾広告の写真の一つ

があまりにもヒドすぎるので

 

ダメ出しをしたいと思う。

 

これは

 

あくまで私個人の

偏見に満ち溢れた視点からの

意見であることを強くお断りさせていただく。

 

では早速いこう。

 

 

 

いきなりだが現物を。

 

 

これだ。

 

この右側の塾だ。

 

 

塾の広告掲載には当然

費用がかかる。

 

塾が広告料を広告会社側に支払い

その対価として自社の広告をメディアに載せることができる。

 

そう。

 

無料ではないのだ。

 

 

それなのに。

ああそれなのに!

 

 

なぜその写真を使うのだ!!??

 

あまりにショボすぎるのではないか!!??

 

 

写真に乗っている

塾の従業員と思しき男性二名。

 

(自分のことを棚どころかエベレストのてっぺんに置きっぱにして申し訳ないが)

全く男前ではない

 

この非男前の男性二人が

ただただ至近距離に工夫無く並ぶだけの写真。

 

なぜこの写真を選んだぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!

 

 

 

誰トクなん??

 

損しか生じさせてないやん。

 

 

皆さんはどう思っただろうか?

 

 

 

様々な意見があると思うが

 

ここからは

 

なぜこの写真を掲載することになってしまったのか?

 

について推察したいと思うので

どうでもいいとか言わずにしっかりとついてきてほしい。

お願い。

 

 

 

画像左の塾は

おそらくその塾の塾長が写っている。

 

要は

この塾の授業風景はこんな感じですよ

(ホワイトボードじゃなくて黒板使いますよ。あと塾長はオッサンですよ。)

というイメージを持たせるための意図を読み取れる。

 

このご時世

生徒が写っている写真を使うことは

意外と難しい。

 

一人一人(の保護者)に許可を取らねばならないからだ。

 

また

零細塾だと

そもそも授業風景を撮影することは難しいだろう。

 

人手不足(塾長一人とか)や

生徒数が少ないこと、

そして倫理的問題からだ。

 

特に

生徒数が少ないと非常に「絵」になりにくい。

 

生徒の写真を使うのは人数が多い時に限定される傾向にある。

 

広告掲載の際

 

零細塾の多くは

塾のハード(無人の塾内の)

もしくは

塾の従業員

の写真を用いる。

 

 

それにしても。

 

 

件の塾の写真はないのではないか??

 

 

と言うわけで

このショボ写真を使った理由をズバリ言い当てると

 

やっつけでやっているから

 

に他ならない。

 

これが

塾の経営者本人だったら

 

この広告の出来が自分の食い扶持を左右することになる。

 

一方

雇われの身の者が広告に使用する写真の提出を求められたなら

 

この広告の価値を理解できず

むしろ

こんな雑用やってられねーよ

 

となる。

 

 

塾が反映しようがしまいが

入る時給に変わりはないからだ。

 

もしも塾が衰退すれば

他の職場に移るのみだ。

 

そういった

広告出稿に対する価値を見出せない立場の者に

使用写真の作成・提出を求めると

こうなる。

 

そういった典型的な事例だったと私は思う。

 

 

最後に私の意見というか勝手なアドバイスを

このショボ写真を載せるハメになった塾の経営者に

捧げたい。

 

 

経営者たるもの

例えバイトであっても

従業員に対し

「市場感覚」

を身につけさせる必要があるのではないか?

 

ただただ良い授業をしているだけでは

今の時代、客は呼べない。

 

良い授業をするのは大前提で

 

どのように世間に認知されていくか

これが最大の難関なのだ。

 

 

 

どうすれば市場に認識され、自社を選択してもらうか

 

この方法を従業員と経営者が一緒に考え

試行錯誤していくことが

塾の繁栄、そして従業員の成長に

最も大切かつ有効な行動だと思う。

 

その余裕などない

 

そう言ってしまうのはカンタンだが

でも

こんなショボ写真を広告にホントに掲載してしまうような状況では

優先すべきはここだと強く感じる。

 

 

今回は

一つの塾の広告から

ディスるような内容になってしまったが

一つの考え方としてご覧いただけたら幸いだ。

 

私なら

 

いつ広告を出してもいいように

生徒を後ろ側から、かつ自分(講師)の顔面が分かるように

良い写真を複数、常にストックしておくけどなあ。

 

そもそも

広告を出さなくてもいいくらい

SNSや自社ホームページを充実させる。

 

あと

 

そもそも

フリーペーパーに広告など出さない

 

言葉は悪いが

所詮、見る側が無料で見られる

単発の情報からつながる関係性の質は

良くない傾向にあるからだ。

 

いい授業をするのは当たり前。

今の時代は

 

集客力

 

これがないと生き残り食べていくことはできない。

 

 

これは医者でも例外ではない。

別の機会に

残念な医学部生の話でもしよう。

 

今日は以上。

 

ではまた次回!!!!!!!

 

 

 

 

 

スナップ写真の正しい撮り方 (Gakken Camera Mook) ムック – 2015/8/29

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 晩酌相撲ブログ , 2021 All Rights Reserved.